立川のblues

 作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠/編曲 森田 遊


 暗いテールランプにもたれ寄りかかってる
 誰一人こっちを見ないで 自分の事で精一杯

 誰かが俺の名を呼んでいた ずっと
 誰かが俺の名を呼んでいた
 雨に打たれて 風に飛ばされ 心は落ちるばかり
 君のせいでも 俺のせいでもないから

 俺一人になるのが怖いんだ
 俺一人の夜は弱いんだ
 君から身を引かなきゃ駄目なんだ
 解ってる... 情けないかもしれない

 立川の街 歩道橋から 全て投げ出したくなった
 俺は結局、何も解ってないから

 燃える太陽に焼かれて眠りたい
 もう目が開かなくてもいい
 愛の果敢無さ 遣る瀬ぬ想い 誰しも通る道なのか
 逝った南武線{しゅうでん} 真っ暗な足元

コメント(当時)/立川のblues
 この曲は最近完成しました。自分の20年間の人生で1番愛した女性との最後に会った日の、どう表現しようもないほど、いたたまれなかった立川での深夜の自分です。会えない時間は寂しい、悪い方にばかり考えてしまいます。この時期、毎晩の様に寝る時ベッドで、尾崎豊の「核<CORE>」という曲を聴いていました。だから、この曲「立川のblues」には尾崎豊ISMが流れています。幾度、枕を濡らした事か、飼い犬2匹の前で大泣きした日の事も覚えています。この前1度だけ、夢の中に出てきてくれた。彼女と過ごした時間、忘れません。


7/7