我(われ)

 作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠/編曲 森田 遊


 思い出が今のこの俺を救ってくれる あの頃は確かに大嫌いだった思い出だけど
 学校ではお偉方の教師には見捨てられた 友達が果たして本当に支えだった訳でもなく
 中退して1つ失った事と言えば 「我」という自信が無くなってしまった事

※オーベイ オーベイ オーベイ 好きだ!!
 オーベイ オーベイ オーベイ 好きだ!!
 絶望から這い上がった、この俺を誰か誉めてくれ!!
 幸せへと這い上がった、この俺を誰か賛えてくれ!!

 野球部に入部して「プロ野球選手になりたい」と 思って走り回り、練習が終わった後は泥まみれ
 いつも帰り道、仲間達と通った 中途半端な<だがし屋>とおでんがおいしかった<セブンイレブン>
 野球の事しか考えていなかった 「学校は野球の為」と言ってたら叱られた

※繰り返し

 同い年ぐらいの学生達を見るたびに思った 俺はもう2度とあんな風に学生服を着る事は無いんだろう
 コンビニのお姉ちゃんから物を買う事すら怖いんだ 手が震え、目が回り、顔が強張り、緊張で苦しくなる
 涙がこぼれてしまう事が辛かった 青空を見上げても空しさだけ残った

※繰り返し

 絶望から這い上がった、この俺を誰か誉めてくれ!!
 幸せへと這い上がった、この俺を誰か賛えてくれ!!


コメント(当時)/我
 この曲は自分の好きな長渕剛の、長渕剛ISMが入っている曲かもしれません。これは中学校、途中で辞めた高校、そして現在の事を唄っています。メロディーはアコースティックギターで作ったのですが、歌詞は埼玉の保寧寺というお寺で2週間生活生活させてもらった事があるのですが、そこでガーッと書き上げたので、何かとても思い入れがあります。

コメント(今・23歳・05年12月時)/我
 聴き手に自由にとらえてほしいので、慎重になるが、歌詞中の<中退して1つ失った事と言えば 「我」という自信が無くなってしまった事>とあるが見方によっては<中退して自信を失ったか>ととれるが、それに対して、「そうではない」と言いたくなる。又、歌詞中の<コンビニのお姉ちゃんから物を買う事すら怖いんだ 手が震え、目が回り、顔が強張り、緊張で苦しくなる>に対して「今はそうではない。」など、どうしても弁論してしまう自分がいる。大人げないと言われても(笑)

5/7