人生HAHAHA

                   作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠


1、何ひとつ変わらない 毎日の景色が さんざん空しく映る
  2つ目の軽い下り 理由(わけ)もなく突然に 自転車のスピード上げた
  僕はまだ 何の為に 生きているか 解らなくて

  通り過ぎた場所は 笑い声が募(つの)り 騒がしい街の中で
  また笑っては見るけど 本当の気持ちは ちっとも笑っちゃいない
  明日もまた 同じように 何か抱えながら 生きているのか

  何も変わらない1日をまた過ごす ああ、それで見つけ出した物
  別に面白い事なんかなかろうと 飽きようととにかく生きよう

2、言葉に出来ぬ程 悲しい時もあった 涙した夜もあった
  思い出はファルセット 思い出は揺れて 温かいモノになるけど
  全てグラディネーション 過去は捨てて 明日に向かい今日を 生きてゆくから

  こんなひび割れた 傷跡はもう忘れ 立ち上がり 心を開こう
  別にこれという 夢なんかなかろうと 今を見て ひとまず歩こう

  語り:僕は いつまでも 思っていた
     大きな 野原の 真ん中で
     大の字で 青空を 眺めながら
     自分の事を いつまでも ずっと・・・

 

コメント(2016年・33歳)/人生HAHAHA
これは、私の中学校に通っていた時の、毎日変わらない1日を描いている。自転車で通学していたのだが(2つ目の軽い下り、理由(わけ)もなく突然に、自転車のスピードを上げたのだ)。2番の歌詞「思い出はファルセット」(:ファルセットは裏声の意味)だけは意味がわからないけれど、淡々とした歌詞だからこそ味があるのかもしれない。ピアノで弾いたら一番合っている曲という、かつての実感がある。

前へ << 6/6