大阪〜京都の旅(27歳頃)

                   作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠


1、 大阪にやってきた 東京は出発して 凍えるような寒さだった 3月の事
  俺はそれでも春用の新しいジャケットをおろして
  寒くてもそれを着て 女性の友達に見せたかった

  電車内の中にさえ入ってしまえば 耐えられるような寒さだった
  窓際で水玉が斜めに流れている 水玉が横に流れる水族館にいるようだ

  新幹線から山が見えた 俺もいつか登るのだろうか
  でっかい山にでっかい霧がかかっていた
  鬼のように火山が噴き出している 無事、新大阪についた

2、 大阪で待ち合わせをしたミャンマー人の女性の友達と
  その後、合流した 友達は家で寝るから
  自分はホテルに泊まる事になっていた ホテルについて荷物をあずけて出発した

  少し疲れていたが せっかく来たということで 
  南京町(なんきんちょう)に連れていってもらった
  横浜で言う中華街の様な物らしい 豚足等を食べ、チャイを飲んだ

  次にカラオケ屋に行った 友達は天の声を持ち
  声量が凄く 上手かった どの歌も完璧だった
  俺は普段、家であまり唄わない曲を唄っていたが
  森山直太朗の「さくら」やGReeeeNの「はるか」は友達が喜んでくれた

  
  次にマッサージ屋に行った 新幹線や歩き
  いろいろなところを回ったので 限界に疲れていた
  足つぼと全身マッサージをやってもらった
  極楽だった 一気に体力が回復した

  最後に2人で夕食という事で 大阪のタコ焼き屋さんに入った
  自分達で作らねばならないやつだったので 苦戦したがホクホクだった
  
  実家でも、一人暮らしの家でも 敷布団だが待っていてくれたのはベッドだった
  帰ったのは10時位すぐに眠ってしまった

  大阪の15階から景色を見ていると いろんな人が歩いている
  ミャンマーの19階から見ていた弱気な俺とは違って
  強くなっているな 少し疲れているけどな

3、 翌日、今日は朝7時に起きて ホテルの食事を食べた
  コーヒーをそこで一杯飲み またコンビニで2本BLACK(ブラック)を買った

  今日は12時半に合流してから 大阪から京都まで電車に乗った
  京都の伊勢丹のスパゲッティ屋で飯を食い デザートにティラミスを頼んだ

  清水寺に行くのに、バスを待っていたが 遅いし寒いしでタクシーを使った
  そして上り坂が待っていた いろんな店が左右に立ち並んでいた
 
4、 いろんなところで写真をとったりして インスタントカメラも空になってしまった
  父には茶瓶を母にはハンカチを プレゼントに買った
  友達には「嵐」(あらし)のポスターを買ってあげた
  だって、何よりまずクッキーを5個自分にくれたから 
  恩を返したかったMmm− Mmm
  Mmm


  舞妓(まいこ)さんとも写真を撮った 帰りもタクシーに乗った
  君とずっといたい気分だった またいつでも会えるし電話しようと言って
  コーヒー屋を出た 最後は見えなくなるまで手を振ってくれた
  俺のためにありがとう いざ東京に帰る

 

コメント(2016年・33歳)/
     大阪〜京都の旅(27歳頃)(2009年頃)
これは私が以前、ミャンマーに行った時、ミャンマー人の女性と知り合いになった。今は全く縁もなくなっている。ただ、そのミャンマー人の女性を頼って、大阪〜京都の旅をしたという話である。少し長渕剛さんの「ガンジス」「CLOSE YOUR EYES」「鶴になった父ちゃん」の3曲に共通するメロディーラインに近いものもあるかもしれない。4番まである大作だが、新幹線で山を見て詩をシートで書いた。旅というのはこうしてできると、ある程度立派な作品になるとも思えるが、腰を上げるまでがしんどいなら無理するな。

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