2023年6月26日(月) 文:岡本 悠
アルバム「スケッチ」 コメント
・このアルバム「スケッチ」は、全14曲。2023年3月〜2023年6月までの作品である
俺は、仕事場をやめた
夜遊びにも、行っていたが、やめた
そんな、漠然とした毎日に、一石を投じたのは、
まぎれもなく、小説であった
音楽には、音楽なりの表現を入れた
それが、彩ることであり、
また、語ることでもあった
無防備に、明るい曲は少ないが
俺の実態を歌っている
バトンは、俺の詩ではなく
神へと受け継がれた
人間の心が、
広く、曖昧な螺旋を描くから
人は、謳う
灯に、身を委ねる時、
希望は、削がれる
愛には、言葉はないが
それを語ろうとする時
詩になる
性懲りもなくバンドメンバーを集めても
本来、自分が奏でたいメロディーとは
違う場合もある
そこに目を瞑るのもいいが
このアルバムでも私は
個人としての
己を通した
幸い、自分を奏でることには、成功した
「完」
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