♪ 音楽活動

   

音楽活動

「お世話になった方とともに音楽を楽しむ会」


2011年9月17日  於:松本記念音楽迎賓館
♪ 当日の演奏をYou Tubeでお聴き下さい。



演奏日   2011年9月17日  演奏場所 松本記念音楽迎賓館(世田谷区)
作詞 松尾正信  作曲 岡本由利子
歌:葉月さや  チェロ:岡本利彦  ピアノ:岡本由利子

神戸レクイエム


作詞 松尾正信


なにも云わずに 誰にとでもなく
とても身近な、こころの淵から

誰にでもなく、ひとびとは
かざることなく 愛を語る。

失うものとて 今はなく 
生きる術さえ なくしそうでも

そんな事はない、涙ぬぐい
生きるよろこび 見つけるまでは

ひそかに しずかな
かよわす おもい

ああ そ、そうよね
吹く風 差す陽よ

生きて行くのよ、 どんな時にも
ながれる調べは 今、此処

今、此処
あなたは、故里。

「ラメンタービレ アーメン」から神戸レクイエム」へ


この曲の原曲は、私のピアノ小曲集「母(ママ)の情景」(1997年9月全音楽譜出版社)第10曲、「ラメンタービレ アーメン」です。
ピアノソロでは何回か演奏しましたので、ご存知の方も多いかと思います。
1995年1月17日に阪神・淡路大震災が起こり、震災後の炊き出しの、立ち昇る湯気からこの旋律が生まれました。

その後、冬木亮子さんによりドイツ語の詞がつけられ、混声合唱曲としてコンサートで発表しました。
その時、会場にいらした神戸出身の松尾正信氏が、のちに連絡を私に下さって、日本語の歌詞をつけてみたのだけど、と上記の詞を送って来て下さいました。

2004年、神戸で開かれた「神戸メモリアルコンサート in KOBE」で、葉月さやがこの「神戸レクイエム」を初めて歌いました。

そして今年2011年3月11日、未曾有の大惨事、東日本大震災が起きてしまいました。
今回、歌とピアノにあらたにチェロの音色を加え、編曲をしました。
主人と娘と共に、心を込めて演奏したいと思っております。

2011年 9月14日  岡本由利子


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