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バレエ「ダーナの泉」2019年5月4日 国分寺市立いずみホール
写真撮影:O.S.アーツプロダクション株式会社 小笠原英樹
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公演の紹介
2019年5月4日、国分寺市立いずみホールで、バレエ「ダーナの泉」を開催しました。
舞台奥にオケ総勢15名。グリーンの衣装で指揮の江藤先生共々、森の雰囲気を演出。
奥の壁に掲げられているのは、このお話に登場する2つの国の地図。
向かって左の青い国が平和なフロレスタン国。右の赤黒い国が恐ろしいフォモール国。
ダンサーはオケの前で踊り、今どちらの国の話なのか地図がランプで照らし出される趣向。
バレエ「ダーナの泉」 プロローグ
此処はフォモール国の宮殿の一室。登場したのは白い衣装に身を包んだ女ドルイド。
ケルトの世界では、ドルイドは天文、自然界の摂理に通じ、王の未来を占い、時に助言・忠告ををする重要な存在であったと言われている。
フォモール国を支配するバロルの登場。絶大な権力を持つバロルではあったが |
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今日は神妙な面持ちで、ドルイドの行う占いの傍らで・・・ |
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今、まさに下される自分の未来が如何なるものか、固唾を呑んで見守っている。 |
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しかし、そのお告げが不吉に感じ、思わず立ち上がるバロル。 |
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お告げは、自分がいずれ1人の若者の手によって命を落とす、というものであった。 |
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ドルイドは懐から虹色に光り輝く玉を取り出しこう言った。 |
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「この玉には悪霊が封じ込められておる。1人の若い娘がこの玉に触れた瞬間、稲妻の様な光と轟音が鳴り響けば、それこそ悪霊がその娘に乗り移った証(あかし)。その娘はお主の守護神となり、終生その命を守ってくれるであろう。その娘とはフロレスタン国の領主の娘である。」 |
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バロルは喜び、玉をドルイドから受け取り、フロレスタン国に向かう。 |
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以上のシーンは全景ではこんな感じで展開されています。 |
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所変わって、此処はフロレスタン国。今日は泉の女神ダーナの感謝祭の日。 |
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フロレスタン国の領主の娘達の登場 赤い服の姉のティナ 白い服の妹のベル
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活発でいささか男勝りな性格だが、妹の面倒を良くみるティナ、そして可憐で優しいベル。 |
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二人の村娘も登場 |
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村娘達はコップやお酒を用意したりと、感謝祭の準備に忙しい。 |
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この日を待ち焦がれていたので、誰もがウキウキしている。 |
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村娘達の呼ぶ先に・・・ |
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さすらいの青年ルークがフルピコという楽器を持って登場。
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フルピコは笛の一種。 |
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ルーク、村娘達は一緒に踊る。 |
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フルピコの音色を聴かせてくれている実際の奏者にルークと村娘達はうっとり聴き惚れる、というシーン |
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