幸せな一匹の魚

 作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠/編曲 岡本 悠


誰かと話せば傷つくから なるべく誰とも会わない事にした
そしたら今度は寂しくなり 耐えきれず結局、集団に戻った
ああ 幸せな一匹の魚になりてえ
ああ ぶざまにも呑み込まれてゆくのか
Ah-情けねえ 俺の姿 孤独に憧れているふりをしているだけだ
Ah-本当は 自分の心 人間が大好きと叫んでいるみたい

何気ない言葉に俺は傷ついた お前と自分とはやっぱり合わない
人生、1つの関係だけど お前の電話に2度と出るものか
ああ 幸せな一匹の魚になりてえ
ああ 悪いのは本当に自分なのか

Ah-情けねえ こんな事で 家族が崩壊されてたまるものか
Ah-分からねえ 生きる上での 人間との付き合いがまだよく分からない

ああ 幸せな一匹の魚になれたら
ああ 無人島で自由にやらせてもらう
Ah-悲しみとか寂しさとか この世になければ他人なんかいらない
Ah-それでも現実は来る やっぱり誰かがそばにいてほしい
やっぱり誰だか話し相手がほしい 幸せな一匹の魚にはなれない



コメント(当時)/幸せな一匹の魚
 これは去年の年末ぐらいに完成した。自分の事を歌っている。テーマは「人間関係」一色だが、今でも人間とぶつかった時に、この曲を自分なりに弾く事もある。詩の中の「Ah−情けねえ...」というところに歌が入る時に思いっきり吐き出してる気がする。音程もなんかしっくり来る。逃げと現実の考えとの狭間が描かれた感じになった気がするが、これは曲と共に詩もスラーッと書けた気がする。今じゃ、もう書かないだろうし、書けない詩だと思う。


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