ロウソク

                   作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠


1、懐かしい あの女(ひと)が 夢の中 現れて
  あの頃と 変わらない 微笑みで 近づいてくる
  目が覚めれば それは嘘になって 君も今は もう赤の他人
  だけど綺麗だった 君が見えないのは なんか惜しい感じ

  速い日々 仕事にも ついていけず 腐る毎日
  落ち着けと 思う程 焦りだす 俺の気持ち 
  ああ、静かな場所が 欲しいだけさ 孤独という 言葉でいいか
  それが足りないから 今がひどく映る 全てが嫌になる OH-
   
  立ち上がった時が蒼いように 全てが苦しい地獄の楽園
  湧き上がった街の中で一人 歪な哀しみに浸っている

2、泣き叫ぶ 少年が 人混みに 流されていた
  誰一人 少年を 救い出す 奴はいない
  そう、誰もが 全て自分なのさ 若い者をけなす奴らも
  何が答えなのか ちゃんと答えてくれ 誰もがクズになる OH-

  信じちゃいけない社会の嘘 あなたが見ているのは下劣なジオラマ
  大空の奥の中で一人 自分の感情を叫んでいる

  ロウソクが消えた 誰か消えた
  優しく吹かれても 消えてゆくOh-my heart

  死んではいけない今の街で 生きゆく情熱は 何を描く

 

コメント(2016年・33歳)/ロウソク
空想で作ったアルバムの曲のイメージだったが、この歌も出だしは「懐かしいあの女(ひと)が夢の中現れて」で始まる。多分、小学生時代に好きだった女性だろう。この「ロウソク」という曲が2番手に入る事によって、1曲目の「Gentleman」が生きてくる存在だと私は思っている。歌詞中の15歳で「仕事にもついていけず」は、中学校の勉強についていけず、という意味かわからない。

 

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