君の声

                   作詞 岡本 悠/作曲 岡本 悠


君がもしも飛べなくなれば 僕が迎えに行くから

1、あいつ達は大人になった 昔のように笑わない
  自分だけが取り残された それでも別にいいけど
  戻った校舎、懐かしい臭い あの頃は良かった
  そんな風に思った時に 変わったんだと気づいた

  人は知らぬうちに 心変わってゆく
  あの頃はもう2度と 戻ってはこないのか

2、君の声は渚に揺られ やがて僕から離れて
  君の声は渚に運ばれ 遠い星のどこかへ
  君はいない 傍にいない 君はいない 君はいない
  自分だけが取り残された それでも別にいいけど

  二人離れ離れ 君と離れ離れ
  この冬が終わったら 君のこと忘れるよ
  
  君はどんな風に 僕を思っていたの
  雪列車、花一つ 手に持って会いにゆくよ

  自分だけが取り残された それでも別にいいけど
  君がもしも飛べなくなれば 僕が迎えに行くから

 

コメント(2016年・33歳)/君の声
これは私が、このアルバムで、そして今まで作った曲の中でもかなり上位争いする位、好きな曲だ。昔の小学校の旧友達を思い、校舎を訪ね、その校舎の臭いをかぎ、2番で話が恋に変わり、なんとなく本当に小学校の頃好きだった女性の事を思い出すが、その子はこのストーリーの中では、雪の多い町に行ってしまう。私は今もだが、自分だけが取り残されてしまう。別にそれでいいけれど。

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