2005-12-09
(Fri)
そう、「この頃物騒な世の中だから、お互いに気をつけましょうね。」これは基本かも。
でも敢えて言わせてもらうと、「それだけじゃ駄目じゃん。」・・・(何故ここで静岡弁?!)
だって、これだけ御近所にコミュニケーションがなくなって来ている都会で、この現状を
もっと伝える必要があるでしょう。知り合いだけでなく、ここを通りかかる人達にも。
で、警察に電話。すると担当の課にまわって、中年らしき男の人が出て来た。
前回書いた事の顛末を話し終えてから、私は切り出した。
「という訳で、しばらくの間、ひったくり被害がこの辺であった事を知らせる看板だけでも、せめて立てて頂けたらと思うのですが・・・通る人が警戒するようになるのでは?」
ところが、即答だった。
「いやあ、それは無理ですね。」
「それはどういう理由で?こんな被害が出ているのに?」
「いや、とにかく無理です。」
まあね・・・今はやりの言葉で言うなら、自分の中でも半ばそれも「想定内」だけど。
けれどいつも不思議に思うのは、やはり警察という所は何かが起きて、被害届けが出ない限りは動けないという体質なの?
知っている商店も、その頃泥棒に入られたそうなのだけど、何時頃それが起きて、被害額がいくらだったのかを調べたら、さっと帰っちゃったって言っていた。
すべてがこんな風に淡白なものなのかしらね?!
それにしても理由もいえぬまま「無理です。」の一点張りとは全く石頭ねっ!(失礼)。こちらとしては結構勇気出して電話しているのに、そういうつもりがなくても、せめて「貴重な御意見ありがとうございました。」ぐらい、言って頂きたいものだわ。そう思いながら電話を切った。
それからも依然、何やらひったくりの被害は続いていたので不安に思っていたが、ある日外へ出掛けると、なんと町内のあちこちに「ひったくりに注意」の立て看板が立っていた。
これにはビックリ!!何だかちょっと「石頭」の首を取ったみたいで嬉しかった。いや、あの石頭、意外に私の意見を取り入れてくれたのかもしれない?!
その後警察官も必死に犯人を追いかけていて、どうやらともかくも犯人一人を捕まえたらしい。これは、たまたま信号待ちをしていた時、そばにいた警官が言っていたので間違いなさそうだ。最近はその頃多発していた、ひったくりや空き巣の話をあまり聞かないが、それには一つ、区のやっている取り組みも功を奏しているのではないかと思う。次回はそれについて。 |