2008-01-16
(Wed)
寒中お見舞い申し上げます。
ずいぶんご無沙汰でした。
昨年の事をざっと申し上げますと・・・そうですね、私は有難い事に、健康に過ごした一年でした。が、実家の母が手術を受けたりで、大変な時期もありました。幸い、手術はうまく行って母も元気になり、感謝しております。
好きな旅と山は、その合間をぬって。早春に初めての佐渡へ親戚と知人合わせて四人で行きました。色とりどり、透き通るような雪割草の花の美しさは、忘れられません。道路わきにも勿論花は見られました。ただ、ほんの少し大変な思いをして崖をよじ登ると、そこには人が踏み入れた事のない世界が。こんなにもいろいろな色があるのかと、年甲斐もなく、子供の頃の自分に戻って、ただただうっとりと眺めていました。
この時の佐渡は、一枚の花びらも散らす事なく支えている、という程、桜が満開、最高の時でした。ちなみに初めての佐渡というのに、金山も見なければ、観光目玉のたらい舟も乗らないし、トキも見なかった。もっぱら、世阿弥はこの山道をどんな思いで通ったのだろうなどと、流人となった人達の足跡を辿り、寺を巡りながらの旅でしたが、なんだかとても思い出深い旅となりました。
ところで、小さな町でふらりとお寿司屋さんに入った時の事。採りたての貝やピチピチの魚、東京ではどう考えても一万円札が必要だろうと思われるのに、なんと千円台！勿論回転寿司ではありません。ちょっと離れた金沢ならもっと高いのに何故？と仲間の一人が聞いたら、「この辺は遠すぎて観光客もあまり来ないから、お客は地元の人間が中心。そうしたら、いくら地のものや採りたてを使っても、高かったら誰も来ないよ。せいぜい寿司は最高二千円まで。」うーん、ある意味リッチだ！！
山は夏に立山に登りました。高校〜大学を一緒に過ごした仲の良い友人が、なんとこの立山の麓に住んでいて、世話になりました。行きは夜行バスでしたが、リクライニングのきかないバスは、もうちょっとキツイですね。それでも、お天気がいいだけでなく、台風の影響か風が強く、雲を吹き飛ばしたのでしょうね、富山から富士山が見えたのには感激しました。（余談ですが、富山と富士山は一字違いですね。）剣岳は迫力があり、信仰の山の持っているいろいろな意味も感じました。ここでもまた、高山植物の美しさに圧倒されました。
他にもあれこれ行きましたがここでは省略。「作曲は？」と聞かれそうですが、何とかぼちぼち書いています。やっと仕上がらなかったピアノ曲がほぼ出来上がりました。でも、まだ先生の所に行っていないので、それが済んで一区切り。あとは最近はまた、バレエ曲中心に進めています。
もう一つ忙しかったのは、今、ミュージカル団員になっている娘の舞台に行く事ですね。これが結構度々ありまして。更に娘は、劇団員の仲間でユニットを組んでいるので、この仲間が泊まりに来たり、気づいたら私はアッシーおばさんになって舞台道具を運んでいたり。ただ、若い元気のいい子達の傍にいると、元気は伝わって来るものだと思いました。
今年もまたどうぞよろしくお願いします。 |
