2004-08-08
(Sun)
日本、頑張りましたねえ!とにかくおめでとう!!
決勝戦に至るまでの試合、その都度感動の連続でした。スポーツで感動するというのは私にとって、理屈抜きに元気になれるものなんです。PK戦で二人はずした後の逆転劇もすごかった。本当に見ていて良かった!!
いつかゴールキーパーの川口選手を追った番組があって、彼は何でも珍しく北欧のプロサッカーチームに所属とか。活躍の場を貰える機会がいつもある訳ではなく、しかも英語、イタリー語ならまだしも、あまり聞き慣れない難しい言葉の壁も、たった一人で一歩一歩乗り越えて行かなくてはならない様子が映し出されていた。
彼のPK戦での集中力、あの強さは、多分そういう中から生まれて来ているのではないかと思った。
昔、日本にとってワールドカップが夢のまた夢だった頃から、Jリーグが出来てサッカーのある意味、創成期の時代に突入して。でも、まだはるかに外国の力量は日本をはるかにしのいでいて、いくら組織力で戦おうとしても遠く届かない感があった。
けれど、三浦選手が海外に行ったのを皮切りに、力のある選手が次々外国のプロチームに属して、日本のサッカーが面白くなって来た。「井の中の蛙大海を知らず」ではなく、ピョンと大海に渡った若い選手達が技術的にも精神的にもたくましく成長する。その吸収力たるや、つくづく若いってすごいな、と思ってしまう。
サッカーは組織力が大切ではあるけど、それぞれの個性あってこそと、この頃とりわけ強く感じている。
一時、日本がものすごく頑張ってプレーしているのに、本当に強いチームと対戦すると、相手はあまりファウルもせず、力はむしろ抜いているのに、肝心な所ではバシッと得点して試合を決めてしまう。何でだろう、といささかはがゆく思った事があった。でも、昨日の日本の対中国戦では、何だか「静の構え」の、本当に強い日本チームを感じました。だから、終わった後の緊張が解けた後の選手の笑みは最高!!カップを持った宮本選手のカッコイイこと!
これで酷暑を乗り切れそう。
いやいやそう言っているうちにアテネオリンピックもすぐそこまで。眠れぬ真夏の夜の夢はまだまだ続きそう。
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