2004-08-27
(Fri)
今回のオリンピック、連日、日本は金メダルラッシュに沸きました！スゴイ。時差で差し支える試合は翌日のVTRで、という事になるのですが、やはりライヴの迫力はその時限りのもの。眠れぬ夜を過ごしてしまう日もあります。
それにしても金メダルというものは、いろいろなドラマを生み出すものですね。
たとえば水泳の北島選手、柔道の野村、あるいは谷（旧姓田村）選手のように、何だかその強気な、自信に満ちた顔つきからも、間違いなくやってくれそうなものを感じる人、あるいは過去の世界選手権などの実績から、金メダルが確実視されていても、オリンピックでは取れない人、日本の水泳史上初の自由形金メダルの柴田選手のように、突然予期せぬパワーが降臨して、思いがけず手に入れてしまう等、全く悲喜こもごものドラマです。
驚きと言えば、先日はその金メダル最有力候補だった野球が負けてしまい、ショックでした！どの人とっても４番打者みたいな強力な布陣、しかも今回は骨っぽい面々、（こんな言い方は変でしょうか？！）強くて巧い選手ばかり揃っていたではないですか・・・オーストラリア戦はなんで負けるの？打てないの？とはがゆく、且つ不思議な気持ちでした。
良く聞いてみれば、何も予選一位まで頑張らなくても、その辺はオーストラリアなど、もっとしたたかに、わざわざ予選を４位通過にして、以前白星をあげた相性のいい日本とあたるようにしていたと言う話もある位。日本はその前の台湾戦で、結構疲れてしまったのかもしれません。本当に金メダルというものは、プロをそろえてもそう容易に取れるものではないのですね。
ただ、カナダ戦は打線も好調、銅メダル、おめでとうございます！！いえ、実際、日本代表チームには、宮本選手や城島選手など、頼もしい私の好きな選手がいっぱいいて、出来る事ならこのまま日本に帰って、もう一球団作って下さい・・・それでそのまま又、北京に行って来て下さい、などとバカな事を思ってしまいます！！
ところで、前々回の雑記で取り上げた、中国の長慶でのサッカーの、日本への反日感情の事が、やはりその後マスコミで大きく取り上げられていましたね。この件に関して、先日、それこそ幾分戦争体験も持つ、もう少し年上の人達と話して、興味深かったです。
スポーツの場で、暴力的な行為をするのは勿論いけないですが、日本がやはり教育の場で、きちんと近代史を教えて来ていない事はとても問題がある、という話が出ました。いつも歴史は「大化の改新」とかその辺から始まって、近代まで到達したかどうかで終わってしまいますものね。
生き証人でもある７、８０代位の方にそういう話をもう少し詳しく聞こうとすると、多くの場合、ちょっとあまり話したくない、思い出したくない、という表情になり、口が重くなる・・・
だから、きっと公的な教育の場で、教え継がなくてはならないのかもしれません。私達世代を含め、若い世代に至るまで、あまりに日本が中国で何をして来たのか、戦争というものについて「何も知らなさ過ぎる」気もしています。
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