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 日々雑感
   

2004年
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■「冬のソナタ」続きとまた「野球」
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2004-09-07 (Tue)

 つい先日、夕方から雷雨になった。雷というものは段々近づいて来て、クライマックスがやって来て、一発ドカンとどこかに落ちる、そしてその余韻とともに消えて行く。これが私の子供の頃経験した雷だ。その間、そんなに長いものではなかったと記憶している。

 ところが、この間のは、夕方から稲光がしていたが、そんなにひどくもならぬまま時間が過ぎていたので、ちょっとホッとしていた。そうしたら結構夜遅くなって、何の前触れもなく閃光と共に大音響がして、突然近くに落ちた。まさに不意打ちである。

 何なのだろう、少しずつ自分の体のリズムでは計れない事が起きている。気象でも、世の中でも・・・

 先日起きた北オセチア共和国での、子供を狙った痛ましいテロ。
 たまたまその雷のあった後、ある友人と会う事があって、思わず言ってしまった。
 「子供の魂が幾つも幾つも天に昇って来るので、神様が怒っているのではないかと思った。」
 そうしたら、その友人が言った。
 「雷は神がなる(鳴る)、とも言うのよ。」
 ちなみに彼女の御親戚は神主さまとか。

 テロは恐ろしく絶対に許されない事だけれど、その前に今回ほど大きく報道されないまま葬り去られた、夥しい数の命のあるのも事実だろう。それにしても、こんな許されない憎しみの連鎖はいつまで続くのだろう・・・

 話し変わって、オリンピックも終わり、にわかに秋の気配。と言っても静かな秋の夜長には程遠く、外は台風の影響のすさまじい風が吹きまくっている。

 終盤に来て、ドーピング疑惑や、男子マラソンのハプニングだのが起きて騒がしくなりましたが・・・
 最近、主婦で集まると、必ずのように話題に上るのが、あのブラジルの男子マラソンの選手ですね。
 私は、途中まであのマラソンを見ていて、テレビをつけたまま、ついウトウトしてしまったのですが、突然、
 「あーっ大変な事が起こってしまった!」
 というような中継している人の声でガバッと飛び起きてしまいました。もうそれからは眠れなくなり・・・

 でも、本当に感動したのは、競技場に入った彼が、笑顔で、しかも最後はちょっとおどけてみせるような仕草でゴールインした事です。

 これには私ならずとも、かなりの友人達がグッと来たようで・・・
 何でも、元聖職者とかいうアイルランド人のしでかした事だそうですが、もっぱらこのブラジル人の銅メダリストの方が、心持ちがよっぽど「聖職者」っていう話ですね。
 蛇足ながら、主人が、「銅メダルは金と同じって書くんだって。」という話をしていましたが。フム、まさにこれだね!!

 

 

 



 
 

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